バス運転手になるには?必要な免許も解説

こんにちは、こまつです。
最寄りの駅に行くときや、普段と違う路線の駅のバスを使いたい時、お買い物に行きたい時などバスのお世話になっている人は多いのではないでしょうか?
大きなバスを上手に運転し、人を運んでくれるバスの運転手さんには日ごろ感謝しかありません。
そんな格好いいバス運転手になるにはどうしたら良いのでしょうか?

バス運転手になるには

 

バスを運転するのに必要な免許

バスの運転手になるために必要な免許は大型自動車第二種免許です。
大型自動車第二種免許を取得するための条件は以下になります。

  • 満21歳以上
  • 普通、中型、大型のいずれかの自動車免許を取得してから3年以上経過していること
  • 視力は両眼で0.8以上であり、片方ずつでそれぞれ0.5以上で深視力検査の誤差が2cm以内であること

ただし、大型のバスであってもお客さんを乗せていない回送の状態であれば大型自動車第一種免許での運転も可能です。

 

就職先は2つ、民間か自治体(公務員)か

バスの運転手として就職する先は、観光バス会社や路線バス会社など民間企業と、市営バスやコミュニティバスなどを運営する自治体との2つがあります。
それぞれメリットデメリットもありますので詳しくご紹介します。

民間企業

メリット

観光バスや路線バスなど様々な会社があり、募集の数も選択肢も多いのが大きなメリットです。
運営会社によっては福利厚生も充実しています。
また、免許も普通自動車免許を所持していれば応募でき、就職してから大型自動車に種免許の取得支援をしてくれるところもあります。

 

デメリット

バス運転手の年収の平均は約440万円と言われています。
土日や年末年始も出勤があり、時間も早朝から深夜までシフトのある大変な仕事ですので、この給与では低いと感じる方も多いのではないでしょうか。
民間のバス運転手の中でも東京都や神奈川など人口の多い大都市の路線バス、もしくは長距離を走る夜行バスなどの運転手が比較的給与が高い傾向にあります。

 

民間企業のバス運転手になるには

民間企業のバス運転手には、民間のバス会社の採用に応募して採用されるとなることができます。
採用基準、選考方法は会社によって様々ですが、普通自動車免許を持っていることが条件であること、運転記録証明書の提出や面接、健康診断が選考方法にあるところがほとんどのようです。

 

自治体(公務員)

メリット

自治体の運営する市営バスなどの運転手になる場合には公務員となります。
公務員のメリットとして、給与が民間に比べ高い、休日や休憩時間なども定められた通りに取ることができることなどがあります。
公務員の給与は昇給などの制度がしっかりしているため、年齢、自治体によっては600万円、700万円のところもあるようです。

 

デメリット

市営バスやコミュニティバスは、廃止や民間委託されているところが多く、就職するのは非常に狭き門です。
採用されるには大型自動車第二種免許をすでに持っていることが条件の場合が多いこともハードルを上げる要因になっています。
(大型自動車第二種免許を持っていなくても養成枠として大型自動車第二種免許の受験資格をもっていれば就職できる自治体もあります。参考:川崎市交通局)

また、もし就職後にバスが廃止された場合には自治体の役所などバスとは全く関係ない事務職に就くことになるでしょう

 

自治体(公務員)のバス運転手になるには

自治体(公務員)のバス運転手には、自治体が行っている公務員試験に合格するとなることができます。
公務員試験ですので教養問題(自然科学、人文科学、数的推理など)や作文があるところがほとんどです。
さらに面接、健康診断、実技試験などがあります。

 

自分のなりたいバス運転手になるために

バス運転手といっても、運営元も、行う業務も、活動する場所も様々な違いがあります。
そのため、自分のなりたいバス運転手はどんな環境でどんな業務をする運転手なのか考えて就職活動をする必要があります。
目標が決まれば次に何をするべきかきっと見えてくると思います。
自分のなりたいバス運転手になるために、ぜひ頑張ってくださいね。

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