合宿免許の最短期間や延長した場合の最長期間について

コンビニで配布されている無料冊子などでも見かける合宿免許。

通学よりも早く免許を取れるのが合宿免許の最大の魅力ですが、実際の所はどれくらいの期間で免許取得できるのでしょうか。

今回は合宿免許の最短期間と、延長した場合の最短期間について解説していきます。

延長料金についても解説するので、合宿免許に行きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

合宿免許の最短期間

合宿免許の最短期間はAT(オートマ車)かMT(マニュアル車)のどちらの免許を取得するのかによって異なります。

ATやMTは免許の種類の事です。

MT(マニュアルトランスミッション)はクラッチやギヤチェンジなどの作業が必要で、ATよりも操作が複雑ですが、自動車を動かしているという実感が強く、車好きにおすすめです。

また、大型車などはMTしかない場合もあるので、将来仕事に活かしたい方はMTを取っておきましょう。

AT(オートマチックトランスミッション)はMTの操作をオートで行ってくれるので操作が簡単です。

MTよりもATの方が早く免許を取得することができますが、ATだけでは運転できない車もあるので、将来を考えてどちらにするか決めましょう。

ATなら最短14日で卒業可能

ATなら最短14日で自動車教習所を卒業すること可能です。

14日間で何を行うかというと、まず入校初日は入校手続きや適性検査を行い、そのまますぐに学科教習や技能教習が始まります。

一段階では技能教習を12時限、学科教習を10時限行い、続いて、効果測定・みきわめに合格後、修了検定・仮免学科試験を受けて、晴れて仮免許を取得します。

仮免許取得後から路上教習が始まり、路上教習を19時限、学科を16時限を受けて効果測定・みきわめという検定に挑戦。

それらに合格した後に卒業検定を受けて合格すれば卒業証明書を受け取れます。

ちなみにこの14日間というのは休日が無い場合です。

教習所によっては週に1度休校日を設けているところがあるので、そうした場合は16日間が最短期間になります。

MTは16日~卒業可能

MTでは一段階の技能教習がATと異なり15時限となっています。

3時限多い分、卒業も後ろに延びて、最短16日間で卒業可能となります。

教習には1日の限度数が決められている

自動車教習所では受けなければならない教習が決められていますが、1日に何時限も受けられればもっと早く卒業できると思いませんか?

実は、道路交通法によって一日に受けられる教習数が決まっているので、どんなに頑張っても14日より早くは卒業できないのです。

学科教習は1日に何時限でも受けられる一方、技能教習は一段階が1日に2時限、二段階では3時限が上限となっています。

また、2時限連続で教習を受けた場合は1時間の休憩をはさむ必要があるので、1日に3時限受けたい場合は合計4時間かかります。

免許証を取得するには卒業後に運転免許センターでの試験が必要

卒業検定に合格して、自動車教習所を卒業しただけでは免許を取得することはできません。

卒業後、運転免許センターで試験を受けて、合格する必要があります。

卒業した教習所が指定自動車教習所の場合、運転免許センターでの技能試験は免除されるので、学科試験に合格すれば免許を取得できます。

また、運転免許センターでの試験は、通った教習所の都道府県では受けることができず、住民票がある都道府県で受けなければなりません。

合宿免許サイトや広告でよく見かける「最短14日」というのはあくまで教習所卒業までの日数であり、「14日間+運転免許センターで合格数までの日数」が免許取得までの期間です。

なお、自動車教習所の卒業証明書の有効期限は1年間なので、1年以内に合格しなければなりません。

逆に1年過ぎてしまうとまた教習所に通わないといけなくなるので注意してください。

合宿免許の延長期間は平均1~3日

早く免許を取得できるのが合宿免許の良い点ですが、効果測定やみきわめ、卒業検定に落ちてしまい、再試験となってしまうこともあります。

つまり、期間が延長となってしまう場合もあるということです。

合宿免許の平均延長期間は1~3日です。

1発合格できなくても、ほとんどの方が延長1~3日以内で卒業しているので、安心してください。

ただし、延長には追加料金がかかる合宿免許もあるので、その点だけ注意しておきましょう。

もし、延長による追加料金が不安な場合は、延長しても追加料金がかからないプランなどを選択しておくのがおすすめです。

最長期間は1ヵ月程度

「平均の延長期間が1~3日だとしても、もっとかかったらどうしよう……」と、心配な方もいらっしゃるかと思います。

どれだけ延長したとしても、合宿免許の最長期間、つまり上限は1ヵ月程です。

合宿免許も通学免許も、入校から9ヶ月以内に卒業できれば良いことになっているのですが、合宿免許の場合は再検定料の他に宿泊費がかかってしまうので、長くて1ヵ月が目安とされています。

教習所によっては「安心プラン」のように延長料金が最初からプラン内に組み込まれているものもあります。

こうしたプランの場合、通常の教習より割高にはなりますが、追加で延長料金を支払うよりお得になるので、はじめからこうしたプランを選ぶのもおすすめです。

延長した場合の料金相場

合宿免許で延長してしまった場合、追加検定(教習)料の他に宿泊費もかかります。

加検定(教習)料の相場が5,000円ほど、宿泊費の相場も5,000円前後なので、1万円は平均でかかってしまいます。

もしもに備えて1~3日は余裕を持たせるのがおすすめ

合宿免許の最短期間と、延長した場合の最短期間について解説してきました。

ATの場合は14日間、MT の場合は16日間が最短期間で、いずれも卒業後に免許センターで試験を受けて合格する必要があります。

教習所ごとに休校日があるので14~16日間かかると考えておきましょう。

また、免許センターで試験を受ける期間や、延長になってしまった時のことを考えて、スケジュールには1~3日ゆとりを持たせておくと良いでしょう。

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