免許の卒業検定の内容と落ちないための注意点

こんにちは、こまつです。
卒業検定を受ける際、大半の人はとても緊張していると思います。
私も卒業検定当日はドキドキしすぎて気持ち悪くなっていました。

 

しかし、そんな私でも無事合格し免許を取得することができました。
実は卒業検定の合格率は約90%と言われており、仮免の試験よりも高くなっています。
教習所で卒業検定の前の最後の技能教習、みきわめを受かった方なら十分に合格できる実力を持っています。
あとは試験の内容と落ちないための注意点を把握し、落ち着いて卒業検定を受けるだけです。
今回の記事は、卒業検定を間近に控えた方にはもちろん、こんなことを意識して教習を受ければいいんだと教習中、教習前の方にも参考になるかと思います
ぜひ読んでみてくださいね。

 

卒業検定とは

卒業検定とは全ての教習を受講し、最後に受ける検定です。
この検定に合格すると教習所を卒業でき、卒業証書を持っていくと免許試験場で学科試験に受けるだけで免許を取得することができます。
免許試験場で技能試験を受けることはありません。
とはいえ、教習所でも基準に基づいてしっかりと採点されるため、この卒業検定に合格できれば運転技術が身についているということになります。

 

所要時間

卒業検定は技能試験だけです。
路上試験と教習所内の試験があり、路上試験が20~25分、教習所内の試験が5分程度かかります。
しかし試験は3人の受験者が同乗して行うため、車に乗っている時間は2時間弱です。(1人、2人の場合もあります)

 

試験内容

路上
車の発進から停止まで、円滑な運転ができているかを見ます。
発進と停止は受験者やインストラクターと運転を交代する場面で行います。
降りる時、乗るときの安全確認も見られており、後続車がいるのにドアを開けてしまったり、ドアロックを忘れてしまうことでの減点もあるので注意が必要です。

 

標識に従っているか、右折、左折、車線変更ができるかなど運転に必要な技術が見れるようコースが設定されています。
また、一度「次の角を曲がったら車を停車させてください」などと停車の指示が出ます。
焦らず停車できる場所の条件と、教習の時にどこに停車したか思い出して止めましょう。
特に教習中に停車した場所は絶対停車できる場所なので日ごろの教習で覚えておくと良いです。

 

教習所内
教習所内では縦列駐車か方向転換かのどちらかを見ます。
どちらになるかはわからないため、どちらも問題なくできるよう教習中に練習しておくことが大事です。
教習所内ですので、何度も同じ場所で練習することができます。
教習中に自分なりのバックを始める場所、ハンドルをきる場所などの目安を覚えてしまうのも手です。

 

採点方法

卒検の採点は持ち点100点からの減点方式で、70点以上で合格となります。
減点の基準は警察庁ののホームページから確認できます。
運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について

 

小さな減点は5点から、大きなものは即不合格まであります。
しかし、小さな減点を実際に卒業検定中に数えていられるかというとおそらく不可能ですし、より緊張してしまうことになるでしょう。
そのため、あまり採点基準は気にせず、教習で今まで教わってきたことを意識して卒業検定を受けることをおすすめします。
とにかく安全運転を心がけましょう。

 

落ちないための注意点

冒頭でも書きましたが、教習所で卒業検定の前の最後の技能教習、みきわめを受かった方なら十分に合格できる実力を持っています。
さらに合格に近づくための注意点をあげるとしたら、以下の3つになります。

緊張しすぎない

緊張すると普段できていることも難しくなってしまうことがあります。
そのため、緊張をなるべくほぐしておくことが重要です。
しっかり深呼吸をし、運転している時は同乗の受験者の目は気にせず、ほかの受験者が運転している時は自分だったらどうするかイメージトレーニングをしておきましょう。

 

日ごろの教習から卒業検定をイメージしておく

ほとんどの場合、卒業検定は今まで教習でも走った道で行われます。
日ごろの教習から卒業検定でここを走るかもしれないぞと意識して運転し、疑問なところ、不安なところはインストラクターに確認しておきましょう。
特に意識しておきたいのは以下の点です

  • 駐停車の場所
  • 車線変更のタイミング
  • 子どもの飛び出しなどが多い場所

安全確認、一時停止ははっきりと

安全確認は目視だけでなく、顔も動かし、一時停止は心の中で3秒数えるほどはっきりと行いましょう。
自分なりにしていても、それが試験官に伝わっていないと減点の対象になってしまいます。

 

「どうしよう!?」と思った時には落ち着いて行動を

縁石を接触してしまった時、黄色信号になってしまった時など「どうしよう!?」とパニックになりそうな場面がきっとあると思います。
しかし、そんな時こそ落ち着いて次の行動をするようにしましょう。
まずはバックミラーを見て、後続車との間隔があいていることを確認してからブレーキを踏みましょう。
縁石に乗り上げてしまったり、信号無視をしてしまえば即不合格となります。
落ち着いてから、教習で習った通りの行動をとるようにすれば、まだチャンスはあります。

 

免許取得後の運転を考えても、もしヒヤッとすることがあったとしてもその後落ち着いてまた運転できることは必要な能力です。
卒業検定に無事合格し、楽しいドライブをぜひ楽しんでくださいね。

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