こんにちは、こまつです。
高校3年や大学4年など友人たちが次々と免許を取得していく中、「とっても乗らないから~」と言っていた私ですが、結局子どもができてから免許を取得することになりました。
30代で車の免許を取得するというのは少数派なイメージがあったため最初はドキドキしていましたが、教習所に通い始めると思ったよりもすんなりと取得することができました。
今回はその経験を踏まえ、30代で免許を取得して良かったこと、苦労したことを解説します。
30代で車の免許を取得して良かったこと
30代で免許を取得して良かったと思うことはたくさんあります。
車の利便性、再就職やパート先の選択肢の広がりなど免許があること自体のメリットもありますが、今回は20歳前後でなく30代で免許を取得したからこそ良かったことを3つご紹介します。
周りの人から経験談が豊富に聞ける
30代になると同年代で免許を取得している人が多かったり、自分より年上の人と関わる機会も増えたりと周りには車の免許保持者がいっぱいいます。
車をもつメリットデメリットは住んでいる環境や家族形態などによって変わります。
今の自分にとって車の免許を取得することがメリットがあるかどうかしっかり把握してから免許取得を志すことは、教習への意欲につながります。
私もママ友や親の介護をしている友達から車の便利さを聞き、免許取得までのモチベーションにしてきました。
また、現在住んでいる場所の近くが出身の人からは、おススメの自動車教習所情報も教えてもらえるかもしれませんよ。
インストラクターとの会話に困らない
車にインストラクターと二人きりで乗る技能教習について、想像するだけで緊張してしまう方もいるのではないでしょうか?
私は人見知りな性格なので、正直とても緊張していました。
実際教習を受けてみると車を運転するという緊張感は常にありましたが、インストラクターと二人で車に乗っていることに対しての緊張感は驚くほど感じませんでした。
インストラクターの方々はたくさんの生徒と接してきており、コミュニケーションの取り方が上手な方が多いです。
20歳前後で免許を取得したとしていても、元々そんなに困ることはないと思います。
しかし私自身の気持ちとしては、仕事につき、子どもを産み、ちょっとした雑談の内容に困ることがなかったのがとても気持ち的に楽でした。
インストラクターの中にも同世代の方、お子さんや親戚に子どもがいる方が多く、共通の話題が20歳前後の時よりも多くなってくることは人見知りの私にとってはメリットだと感じました。
久しぶりの達成感が味わえる
学生の頃は試験や受験、部活などいろいろなことに挑戦し、達成感を味わうことができていました。
しかし社会人になると会社や趣味によってはほとんど達成感を味わう機会がないという人も出てきます。
試験に受かる、車の免許を取得する、というのは少し大変ですが、大きな達成感を味わうことができる貴重な機会です。
これから履歴書を書く機会はないという人もいるとは思いますが、私の場合はこの年になって新たに履歴書に書ける資格が一つ増えるということも嬉しかったです。
30代で車の免許を取得して苦労したこと
「30代だと記憶力や反射神経が衰えて免許取得が難しくなる」と聞いたことがありました。
しかし実際教習を受けていると、それらは特に気になりませんでした。
記憶力に関しては、技能教習と学科教習を結びつけることでどちらも覚えやすくなり、複雑なものは試験に向けた覚え方のコツなども教習所で教えてもらえました。
反射神経については、反射神経というよりも「いつも人が出てくるかもしれない、対向車がいるかもしれないと想定しながら運転する」という考え方を身に付けることが大事で、それに関しては色々な経験や知識のある30代の方が有利だとすら思いました。
しかし他の点で、30代で免許を取得するのは大変だと思ったことがあったため、それをご紹介します。
教習以外の時間で勉強する時間が取りにくい
30代になると仕事や家庭、育児などで勉強に使える時間はやはり少なくなります。
限られた時間の中でやるしかないと意欲にもつながりますが、試験前など切羽詰まってくると余裕がなくなりイライラしてしまうこともありました。
技能試験の時は恥ずかしい
普段の教習は全く気にならなかったのですが、仮免試験や卒業検定など技能試験の時は自分より10歳以上も若い子と一緒に同じ車に乗って試験を受けるというのがとても恥ずかしかったです。
みんな同じ教習生と思っていても、年上なのにこんなこともできないのかと思われたらどうしようとついつい考えてしまいました。
一方、免許センターで受ける学科試験は思ったより幅広い年齢の受験者がおり、全く自分の年齢は気になりませんでした。
30代でも気にしない
免許を取得したいと思ったら、ぜひ30代でも気にしないで教習所に通ってみてください。
よく使われる表現で恐縮ですが、「今がこれからの人生で一番若い自分」です。
30代であることを不安に思う方は、きっと40代になったらもっと不安になってしまうのではないでしょうか?
私は思い切って免許を取得して良かったと感じています。
この記事を参考に、ぜひ検討してみてください。